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赤い女の子


―ねぇ―

― ・・・。 ―


赤い女の子



―君はいつからココにいるの―

― ・・・。 ―


赤い女の子



―・・・。―

― 此処で生まれて・・
 ・・あなたが通り過ぎるまで ―





赤い女の子



― こうして流れていくの・・ ―

―・・・。―




回帰





― もういかなくちゃ ―

―え?―

― もうもどらなくちゃ ―

―どこに?―




赤い女の子



―言ったでしょう―

― 『今日だけ』 ―

― そう・・・
  そして、あなたが通り過ぎるまで ―


ワタシハ貴方ノ中ニイル





そして、彼女は色の無い緑と黒くて長い髪の毛に滲んでいった。

●感想●

2日に渡っての撮影が終わりました。
ヤイトと赤い女の子の話をしてから、始まったこの撮影。
そしてヤイトの手によって、ドレスは作られました。


カメラを始めて、もうすぐ1年が経ちます。
始めてちょっと経ったぐらいから、自分は彼女を見ていました。

ちょっとした森の中と太陽の当たらない河原には、
いつも赤い女の子が、同じ距離感で立っていました。
時にすごく綺麗に。同時にとても汚れていた。

カメラには写らない、女の子。
自分はきっと、すごく彼女に会いたかったのだと思った。

そして彼女に会いました。
彼女がカメラに写りました。

最後の一枚が終わるまでシャッター切り続け・・

終わりました。


撮影場所はほとんど、
地図にも載ってないような、名前もないような場所でした。

すべてを纏ってくれたサユ。
ドレスを繕ってくれたヤイト。

二人がいなかったら、自分の、この、夢の撮影はできませんでした。



最後に、
赤い彼女はこう言いました。

『ワタシハ貴方ノ中ニイル』

撮影が終わって、カタチになってしまって、若干の虚無感と儚さ。

彼女はあのまま溶けてしまったけれど。
自分は撮ることしかできなかったけれど。

こうして、皆さんの目にかかることができて嬉しいです。


ありがとう。
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